今までコーチとして、懸命に取り組んできて、
団体の代表としてみんなのまとめ役をやってきて、
今取り組んでいる新しい仕事に関わっていて、
ときどき、家族が置き去りになっていることがありました。
時間、気持ち、やらなければいけないことの山。
そんなことをいいわけに、子ども達への関わりやパートナーへの感謝が
希薄になっている自分に気が付きました。
東京から帰って来て、
「おつかれさま〜」とニコニコしている長男、
「おかあさーーん!」とホッとしている顔の次男。
「ご飯、食べた?お風呂沸いてるよ。」と気遣ってくれる主人。
いつもいつも、
私をサポートしてくれたコーチたちがここにいると思いました。
今まで、一人で一生懸命歩いてきたと思っていた道は、
楽しくて充実感もあるけど、何だか「豊かさ」が足りなかったかも、と。
これから歩く道は、家族みんなで仲良く鼻歌でも歌いながら、いっしょに
同じ方向に進んでいく道。
子ども達には、出会ったことの意味をよく考えて、その中から
自分の道を見つけて、自分で決めて進めるようにサポートしたい。
主人には、自分の能力や長所を今まで以上に発揮して、成長して
行く子ども達を見守るような大きな存在でいてほしい。
そして、何よりも主人自身が充実感を感じるような人生を歩んでほしい。
自分の夢をかなえたり、目標を達成したりするのと同じくらい、
家族の幸せをそれぞれが支えあったり、お互いに成長を喜び合えたり、
あたたかい関係でいることって大切で、
その両方をかなえてこそ、豊かな深い幸せがあるのだと思えました。
今まで、当たり前すぎて特に意識していなかった分、本当に大切にしよう
という気持ちが足りなかった、と今日は反省モードですが、あらためて
気付けて良かったと思います。
家族がいつも安心して飾らず自分でいられる居場所。
それだから、いいところも悪いところも「思わず」出ちゃう。
そして私は「コーチ母さん」として、家族一人一人の「らしさ」を
伸ばすことを手助けしたいなあ、と思うのです。
この家族に出会ったのは、きっと必然。
この家族がいるから、私が私でいられる。
今までよりも、もっと、ありがとう。